テスラは12月22日、上海で年間1万個のメガパック固定式電池庫を生産する新大型工場プロジェクトを本格稼働させたと発表した。新華社通信が伝えた。記事によると、このプロジェクトの用地取得署名式は今日午前、上海で行われ、同社が言う「マイルストーンプロジェクト」の本格的な始動を示している。
今年4月9日、テスラのエネルギー貯蔵スーパー工場プロジェクトが上海に到着し、同工場はテスラの超大型商用エネルギー貯蔵電池（Megapack）の生産を計画するという。これまでの報道によると、テスラのエネルギー貯蔵スーパー工場プロジェクトの初期計画では、年間1万台の商用エネルギー貯蔵電池が生産され、40 GWh近くのエネルギー貯蔵規模があり、供給範囲は世界市場を放射する。
テスラの公式によると、Megapackは強力な商用エネルギー貯蔵電池で、エネルギーを貯蔵して供給することができ、電力網を安定させ、停電を予防するのに役立つという。Megapackは電力網のためにエネルギーを確実かつ安全に貯蔵することができ、天然ガスピーク調整発電所を建設する必要はなく、停電を回避することができる。各ユニットは3 MWhを超えるエネルギーを貯蔵でき、3600世帯の1時間の電力需要を満たすことができる。
この製品は市場の同類システムと比べて、その空間占有量は40%減少し、部品の数は同類製品の10分の1しかなく、しかも設置速度は現在市場の製品より10倍速く、現在市場で容量が最大のエネルギー貯蔵システムの1つとも言われている。
現在、Megapackシステムは米国、英国、オーストラリアなどの国で実用化されており、伝統的な化石エネルギー不足に対応している。
現在のテスラの業務版図は主に2つの部分に分かれている：1つは電気自動車、2つは再生可能エネルギーで、後者は太陽エネルギーとエネルギー貯蔵装置に細分化でき、現在は主にPowerwall、Powerpack、Megapackなどの製品がある。