オランダの半導体デバイスメーカー、アスマ社は15日、今年第3四半期の受注が激減したため、15%以上下落した。
アスマが同日発表した財務データによると、アスマは今年第3四半期に受注が大幅に減少し、総受注額は約26億ユーロで、前期の56億ユーロの半分弱だった。このデータが発表された後、オランダ・アムステルダム証券取引所のアスマ株価は急落し、前日比15・6%安の668・1ユーロで取引を終えた。
アスマはその後、技術的なミスのため、2024年第3四半期の財務情報の一部を同社のホームページで事前に発表したと発表した。透明性を維持するため、アスマは完全な第3四半期の財務報告書を15日に繰り上げて発表することを決定し、関連情報は会社の公式サイトで公開された。
アスマのクリストフ・フケ総裁兼最高経営責任者は財務報告書で、「人工知能分野は引き続き強力に発展し、成長の潜在力を持っているが、他の市場プレートの回復速度は緩やかだ。現在のところ、回復のペースはこれまでの予想に及ばないようだ。この状況は2025年まで続く見通しで、顧客の態度はより慎重になるだろう」と述べた。
財報によると、アスマの2024年第3四半期の純売上高は75億ユーロ、純利益は21億ユーロだった。