1月18日の情報によると、台積電の役員は同日の財務報告会議で、同社の米国アリゾナ州にある2番目のウェハ工場が2027年か2028年に操業を開始し、これまでの2026年より遅いと明らかにした。
台積電は昨年7月、熟練した労働力不足とコストが高いため、アリゾナ州初のウェハ工場の操業開始時期を延期すると発表した。台積電は、来年上半期に4ナノチップの量産が期待されている。
台積電の劉徳音会長は、同社は米国政府とインセンティブ措置や税減免などについて協議を続けていると述べた。アリゾナ州の採用における台積電の挑戦を改めて表明し、同社は現地の労働組合との意思疎通を続けていると述べた。（ブルームバーグ）