P＆Gは12月6日、事業再編費用を増額すると発表した。発表によりますと、P＆Gはアルゼンチンやナイジェリアを含む一部の市場での事業運営を再編し、挑戦的なマクロ経済と財政状況に対応する計画で、影響を受けた市場事業の清算時に確認された外貨換算損失を含む10億～15億ドルの再編費用を増加させる見通しです。
また、P＆Gは2005年にジレット社を買収した際に得た無形資産に対して13億ドルの非現金減損費用を計上する。リストラ計画と減損費用を統合して計算し、総費用は20億～25億ドルとなる見込み。公告によると、ジレットの基礎的な業務は依然として強いが、将来の業務やマクロ経済環境の不利な変化はさらなる減損引当金を引き起こす可能性があるという。
今年10月、P＆Gは10億ドルの推定値で沙宣中国事業を売却することを検討しており、投資家の事業への初歩的な興味を評価し始めているとの情報があり、検討しているオプションは株式の全部または一部を売却することを含む。これについて、P＆Gのアンドレ・シュルーテン最高財務責任者は、「買収や潜在的なオプションを含め、株主に価値を創出するためのビジネスポートフォリオに関心を持ち続けている」と述べました。
プロクター・アンド・ギャンブル・グループの2024年度第1四半期決算によると、同グループの売上高は前年同期比6%増の218億7000万ドル、有機売上高は7%増で、アナリストが予想した5.8%の成長率を上回った。また、同社に帰属する純利益は45億2000万ドル、前年同期利益は39億4000万ドルだった。