新華財経上海10月30日電（高少華記者）名創優品は29日、上海で2024グローバルブランド戦略のグレードアップ成果発表会を行った。名創優品グループの創始者で取締役会長兼最高経営責任者の葉国富氏によると、現在、名創優品の世界店舗は7000店を超え、111の国と地域をカバーし、世界の10億人以上の消費者に美しい生活体験を提供し、今後10年間で100の中国IPの世界進出を支援するという。
2020年、葉国富は「興味消費」が将来の消費の主流になると提案し、その後、興味消費の波が世界を席巻した。IP戦略は名創優品が興味消費をリードする重要な手がかりであり、世界的な奥行き配置に強力な運動エネルギーを注入する。名創優品は「グローバルIP連名集合店」の革新的なビジネスモデルを創始し、IP設計小売分野で先発優位性、チャネル優位性、規模優位性を絶えず強化している。
「美しくて面白くて使いやすい」に焦点を当て、名創優品はIPイノベーションを持続的に賦能し、中国を中心に、韓国、日本、米国の3大海外デザインセンターを支えとするグローバルデザイン能力の建設を向上させる。韓国デザインセンターは今年に入り、多くのオリジナルデザイン製品を成功させ、来年には世界市場に本格的に展開する。
名創優品グループの副総裁兼最高製品責任者である洞娜氏によると、名創優品は2016年からIP戦略配置をスタートさせ、すでに150を超える世界的に有名なIPと世界的に提携を展開しており、世界のIP製品の販売規模は100億元を突破し、毎年1万種類のIP製品を上回り、累計8億件以上のIP製品を販売している。
消費者の多様なシーンのニーズを満たすために、名品はMINISO LAND、ポテンシャルストア、テーマストア、旗艦／次主力店、通常店、MINISO GO、フラッシュストアの7層の店態行列を構築した。近日、上海南京東路に名創優品初のグローバルクラスMINISO LAND壱号店がオープンし、名創優品最高レベルの店の形態として、初月の業績は1000万元近くに達し、将来的には大陸間ランドマーク店舗としてグローバル展開を行う。
名創優品グループの劉暁彬副総裁兼最高マーケティング責任者によると、同タイプのブランドにおける名創優品の第1言及率、および購入頻度を体現するブランド選好度はこの2年間、大幅に向上し続けている。現在までに、世界の主要市場における名創優品の登録会員数は1億人を超えている。中国では、微信生態に基づく私域ユーザー数は累計4700万人を超え、保存量は3000万人を超えた。昨年から力を入れている海外会員は、2024年現在で会員規模が63%増加している。
名創優品のユーザー運営の深化に伴い、ユーザー価値も絶えず発掘され、際立っており、ブランド価値の増加をもたらし、経営データに反映されるのは単品商品の価格と客単価の着実な向上である。米国市場を例にとると、2019年から4年間、名創優品が現地で販売していた製品は、単品商品の価格が93%、客単価が77%上昇した。
2023年に名創優品が新華社クライアントと共同で「中国文化革新グローバル発展計画」を開始して以来、双方は無形文化遺産の伝承者と手を携えて中国無形文化遺産シリーズの製品を構築し、中国文化のグローバル発展を推進している。今回の発表会で、名創優品は新華社クライアントと手を携え、「中国文化革新グローバル発展計画」を共同でアップグレードし、今後10年間で100の中国IPの世界進出を支援すると発表した。