3月1日、京東グループと京東方科学技術グループの戦略協力協定の調印式が北京京東本部で行われた。京東グループの許冉CEO、京東方科学技術グループの陳炎順会長が式典に出席し、調印を目撃し、京東方科学技術グループの高文宝総裁、京東グループの王培暖執行副総裁が双方を代表して戦略協力枠組み協定に署名し、双方の関係責任者が具体的な業務協力協定に署名した。
京東グループの許冉CEOは、今回の戦略的契約は双方の長期的な協力関係が質的な飛躍を実現したことを示しており、京東グループはサプライチェーンを基礎とする技術とサービスのトップ企業として、巨大なユーザー基盤、ルートの優位性とデジタルサービス能力を持っており、京東方は世界の半導体表示産業のトップ企業とトップのモノのインターネット革新企業として、表示、センシング、モノのインターネットなどの分野は豊富で巨大な産業資源を持っており、今回の契約は双方の優位性を十分に発揮し、産業のデジタル化・モデルチェンジと高価値発展を共同で推進し、我が国の実体産業の革新・グレードアップ、実体経済の高品質発展に新たな原動力を注入する。
京東方科学技術グループの陳炎順董事長は、「現在、科学技術革新は新産業、新モデル、新運動エネルギーの競争的な出現を促し、次世代デジタル技術は実体産業の革新のグレードアップと質の高い発展の重要なエンジンとなっている。京東方科学技術グループと京東グループは産業革新を推進するリード企業として、長年にわたって革新技術の研究開発、業界標準の建設、ビジネスモデルの革新、産業生態構築など多くの分野で深い協力があり、今回の戦略的契約は双方の協力関係の全面的な拡大と深化であり、産業のデジタル化のモデルチェンジと高度価値成長の革新を共に推進し、我が国の実体産業の質の高い発展に澎湃たる原動力を注入する。
合意に基づき、双方はそれぞれの資源の素質と業務の優位性に基づいて、重点的に数智化社会サプライチェーン、知恵倉庫物流、従業員福祉、医療健康と保険などの分野をめぐって深い協力を展開する。
サプライチェーンの分野では、京東工業は太璞数智サプライチェーンソリューションを通じて京東方にトップダウン設計とコンサルティング、デジタル調達プラットフォーム、SRMプラットフォームの構築及びワンストップ商品供給をカバーする多種のサービス能力を提供し、京東方サプライチェーンのデジタルアップグレードのモデルチェンジ需要に適し、京東方のさらなるコストダウンと生産運営のスマートアップグレードを支援する。
知恵倉庫物流の分野では、京東物流はその完備した国内外倉庫網の配置、物流管理サービス、物流科学技術の実力などの方面の経験と能力を頼りに、京東方に良質な国内外倉庫、幹線輸送及び宅配物流サービスを提供し、知恵化、自動化、デジタル化の知恵倉庫建設及び運営サービス体系を共同で構築する。
同時に、双方はスマート端末、医療健康保険、企業福祉、スマートオフィス、社会公益など多方面で広範な検討と協力を展開することを積極的に模索し、相互促進共進、互恵共栄の実現を推進する。
所属業界でエンティティの属性とデジタル技術の能力を兼ね備えた新型エンティティ企業として、京東と京東方はこれまで「新型エンティティ企業100強ランキング」に選ばれた。今回の双方のさらなる戦略的協力は、我が国のデジタル技術と実体経済の深い融合に新たな原動力を注入し、実体経済の質の高い発展の具体的な実践の手本となる見込みである。
京東方は半導体ディスプレイのトップ企業であり、モノのインターネットイノベーション企業であり、世界のディスプレイ4つに1つは京東方から来ており、携帯電話、タブレット、ノートパソコンなど複数の液晶ディスプレイの主流応用分野での出荷量は長年にわたって世界1位を維持しており、ディスプレイデバイスの全体出荷量と出荷面積は長年にわたって世界1位を占めている。科学技術の研究開発・革新において、自主特許出願は累計9万件を超え、世界知的財産権機関PCT出願ランキングの世界トップ10に長年連続してランクインした。京東グループはサプライチェーンを基礎とする技術とサービス企業と位置づけており、現在、業務は小売、科学技術、物流、健康、産発、工業、自社ブランド、保険、国際などの分野に関連しており、堅実で革新的な新型実体企業の発展経験によって実体経済の質の高い発展を助け、持続的な成長力を築き、2023年の世界500強の中で52位となり、7年連続で国内業界の首位を安定させた。