持倉5年後、株神バフェット氏は肉を切り、インドの「アリペイ」Paytmを処分した。先週金曜日、バフェット傘下のバークシャー・ハサウェイは、保有するインドのデジタル決済会社Paytm社の全株式を大口取引で約137.1億インドルピー（1.647億ドル）で売却した。取引所のデータによると、バークシャー・ハサウェイ傘下のBH International Holdingsは1560万株を超えるデジタル決済会社の株式を売却し、加重平均価格は1株当たり877.29ルピーだった。
公開資料によると、2018年、バークシャー・ハサウェイはPaytmに約2億6000万ドルを投資し、この金融サービスのベンチャー企業の株式の3%を買収した。当時の為替レートで計算すると、1株当たりのコストは約1279.7ルピーだったが、売却価格は877.29ルピーで、この価格で計算すると、バフェット氏の1株当たりの損失は31%に達し、在庫処分後の損失は約62億ルピーだった。
Paytmはバークシャー・ハサウェイのインドでの初の直接ベンチャー投資だ。インド株式市場のデータによると、今年に入ってPaytm株価が68%上昇したことも、バークシャー・ハサウェイが在庫整理を決めた理由のようだ。Paytmは上場後も破発状態が続いており、Paytmの現在の株価はIPO価格より60%近く低い。